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ステップゼミナールの個別指導

 子どもたちは近い将来,必ず社会人となり職業に就きます。
今,その社会や企業が求めている人材は,決して高学力や高学歴だけの人ではありません。強い熱意や意欲,そして行動力のある人が求められています

 格差社会で就職難の時代を生きていくためには,しっかりとした職業を選択肢の中に入れ,それを目指すことを考える必要があります。
 例えば,医師や看護師,薬剤師,作業療法士などの医療系の職業や,エンジニアなどの技術系,そして教師や消防士などの公務員系の職業がそれらになります。
 そのためには様々な国家試験や認定試験など高いハードルを越えなければなりません。
このようなハードルを越えるためにはどうしても『学力』が必要となります。
『生きる力』を身に付けるために最初に必要なのが『学力』なのです。

 また,社会人になったとき,正しい判断や正しい行動ができなければなりません。
勉強するということは単に数学や英語などの点数を上げることではありません。
いろいろな教科を学習し,知識を蓄積して教養を高めることによって「正しい判断力」や「生きる力」を身に付けることができます。

5年後,10年後のグローバル化社会,格差社会に適応する能力が必要なのです。

常に切磋琢磨し,目標に向かい努力して[生きる力」と「人間力」をもった社会人になるため
私たちは,「勉強する」という意味をこのように考えています。



 「ゆとり教育」による週休二日制や学習内容の3割削減などの影響で,絶対的な学習時間や演習時間の不足,休日の増加やテスト回数の減少により「勉強に対する意識」が著しく低下してしまいました。それにともなって,基礎学力も大きく落ち込んでしまいました。

 現在の絶対評価でのオール3は,以前の相対評価ではオール2にあたります。
評価が3だから普通とはならないのです。いわば,落ちこぼれの状態です。

 日常生活における幼児期からの過保護が,自己管理能力と責任感に欠ける子どもたちを増加させてしまいました。
 また,過保護は目的意識の欠如や向上心の低下を招き,目的を持たずに低い目標にして楽な道を選択する子どもたちをも増加させることになってしまいました。

 『いま頑張らなくても,テストで点数が採れなくても,何もこまることは起こらない』
 『何とかなる。だから勉強しない。』
 当然,学力は低下してしまいます。



 目標や夢を持たない,基礎学力が足りない子どもたちにどう対応したらよいのでしょうか。
 『目的意識の差や学力格差があるために,集団授業では授業が成り立たない』
 『個々の超えるべきハードルにはそれぞれ違いがある』
 『一人ひとりと向き合いながらコミュニケーションをとり個別に対応する必要がある』


 しかし,家庭教師やマンツーマン授業ではほとんどの場合は教えられる「受け身の授業」になってしまいます。
手取り足取り教えられることで,「わかった」と勘違いしてしまいますが,根本の部分は何も解決できていないことが多いのです。

 子どもたちの主体性をどう身に付けさせるか,どうやったら本気になって取り組むのか?
 私たちは切磋琢磨しながら勉強する「集団の中での個別指導」という形が最善の方法だと確信しています。

小・中学生・高校生が一緒の教室で学習することで,縦社会を感じながら学習する
わからないところがあっても,一から十まで教えることはしない
自ら覚えようとする気持ちを持つように,調べる作業や考える時間を大事にする
最終の目的は学力アップではなく,1つ1つの達成感や充実感を持つこと
一人ひとりが「自分の力でできる」ということを実感することが自信につながる


そういう授業の中で,一人ひとりと常に向き合い話をして,
今の自分には何が足りないのか?何を目標にしたらよいのか?
考えさせるようにしています。

 個々が目標を持ち努力を積み重ねる以外に学力を向上させる方法はないからです。
目標を達成し成功体験を積み重ねて,集団社会で対応できる人間になってほしいのです。

 ステップゼミナールの個別指導は「学力」と「人間力」をつけることを目指しています。
その指導を受けて社会人として頑張っている「卒業生たちの声」をぜひお読みください。